毎年2月3日は節分の日。2025年は2月2日になります。
節分は暦でいう節分は各季節の区切りを意味しますが、特に立春の前日のことを指します。季節の変わり目に福豆をまいたり、魔除けのイワシの頭を飾り、新しい季節を迎えます。
本格的に厄災を払うなら自宅から恵方の方角にある神社でお参りがおすすめ。節分の日には、全国各地の神社やお寺で、厄払いや厄除けのため節分祭が執り行われます。今回は関東圏から行きやすい東国三社と香取市の社寺の節分祭をご紹介します。
節分の日は 2月3日 または2日、どっち?
春の節分と恵方
2025年2月2日 西南西やや西
2026年2月3日 南南東やや南
2027年2月3日 北北西やや北
2028年2月3日 南南東やや南
2029年2月2日 東北東やや東
2030年2月3日 西南西やや西
「節分」とは二十四節気でいう季節の変わり目のこと。春夏秋冬の年4回「節分」があります。年が新しくなる節目の「春の節分」は特に大切にされるため、「立春」の前日に邪気を払うための節分行事をするのが習わしです。
一般的に節分の日は例年2月3日です。一日早まって2月2日になることもあります。これは太陽の周期でみる1年が約365.2422日によるもので、暦のズレを調整しているというわけです。
西暦の年数(下一桁)でみる恵方
恵方とは、陰陽道の十干からみて、その年に福徳を授ける歳神様、歳徳神がおられる方角をいいます。恵方にある場所へ行ったり、物をしつらえたり、事を行えば万事に吉であるとされています。
「十干」は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類の方角があり、そのうち恵方は甲・丙・庚・壬の4種類です。西暦の下一桁の数字を見れば、毎年の恵方がわかるようになっています。
西暦の下一桁 | 十干の方角 | 恵方 |
0と5 | 庚(かのえ) | 西南西やや西 |
1と3と6と8 | 丙(ひのえ) | 南南東やや南 |
2と7 | 壬(みずのえ) | 北北西やや北 |
4と9 | 甲(きのえ) | 東北東やや東 |
日本三大神宮と東国三社
まずは日本の代表的な神社からご紹介しましょう。日本にはたくさんの神社がありますが、平安時代に全国の神社を記した延喜式神名帳には三社だけ記載されていたようです。
日本神話で有名な天照大神(アマテラス)を祀る「伊勢神宮」。全ての神社で一番位の高い神社といわれ三重県伊勢市にあります。
そして茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」と千葉県香取市の「香取神宮」。この三社を合わせて『日本三大神宮』といわれています。
日本三大神宮
- 伊勢神宮(三重県伊勢市)
- 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
- 香取神宮(千葉県香取市)
また、伊勢神宮は特別な位なため、以下に三社をおきました。鹿島神宮と香取神宮は当時の東国(千葉と茨城の県境)に位置しており、茨城県神栖市の「息栖神社」とあわせて『東国三社』といわれています。
東国三社
- 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
- 香取神宮(千葉県香取市)
- 息栖神社(茨城県神栖市)
水郷のパワースポット 東国三社の節分祭
東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)がある地域は、かつて内海に位置し水郷と呼ばれる場所。利根川、常陸利根川、霞ケ浦、北浦など水の豊かな情景が観られます。
江戸時代には「下三宮参り」と称して、伊勢神宮へいったあとには東国三社をお参りし、禊ぎや災厄を落としに来たそうです。海に面した鳥居のある場所でからだを洗い清めたといわれます。今では運気を上げられるパワースポットとして知られています。
東京から行くなら東国三社のひとつ「香取神宮」がアクセス便利です。香取神宮の最寄りの佐原駅まで、東京駅からバス1本で行けます。 江戸風情ある佐原のまち歩きを楽しみながら、地元の節分祭にも立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
<東国三社>
鹿島神宮
所在地 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
問合せ TEL 0299-82-1209
公式サイト http://kashimajingu.jp/
香取神宮
所在地 千葉県香取市香取1697
問合せ TEL 0478-57-3211
公式サイト https://katori-jingu.or.jp/
息栖神社
所在地 茨城県神栖市息栖2882
問合せ TEL 0299-92-2300 息栖神社社務所
公式サイト https://ikisujinja.com/
<香取周辺の社寺>
観福寺
所在地 千葉県香取市牧野1752
問合せ TEL 0478-52-2804
公式サイト http://www.kanpukuji.or.jp/
稲葉山神社
所在地 千葉県香取市長岡799
問合せ TEL 0478-50-1224 香取市生涯学習課
諏訪神社
所在地 千葉県香取市佐原イ
問合せ TEL 0478-52-4502
公式サイト http://osuwa3.jp/gyouji
※節分祭やイベント開催は直前に延期や中止となる場合がございます。お出かけの際は各公式サイト等にて最新情報をお確かめください。
季節の節目に、福徳の旬彩をどうぞ
香取市にお越しの際は「佐原商家町ホテル NIPPONIA」にもぜひお立ち寄りください。歴史町の趣あるカフェ・レストランで一息つきながら、ごゆっくりと佐原観光をお楽しみいただけます。
佐原商家町ホテル NIPPONIA は、分散型ホテルのため、まちなかに格子のロゴの暖簾がかかった建物が複数ございます。ご来店の際はお間違えのないようお越しくださいませ。
カフェご利用の方
観光名所の小野川沿い忠敬橋の傍、旧中村屋商店の看板が残る建物(カフェ棟)です。
ホテル・レストランご利用の方
カフェ棟から西へ徒歩4分、岩立酒店の横道に入ったところにある木造のフロント・レストラン棟です。
佐原商家町ホテル NIPPONIA
千葉県香取市佐原イ1708-2 KAGURA棟(フロント・レストラン)
千葉県香取市佐原イ1720 GEISHO棟(カフェ)
問合せ TEL 0120-210-289 VMG総合窓口(11:00~20:00)
公式サイト https://www.nipponia-sawara.jp/