日本でも記念日やデートによく使われるお洒落なフレンチですが、日本料理と関係があるのはご存知でしょうか。今回はフランス料理「ヌーヴェルキュイジーヌ」についてと現在のフランス料理が日本料理とどのような関わりがあるのかをご紹介いたします。
フランス料理「ヌーヴェルキュイジーヌ」とは
「ヌーヴェルキュイジーヌ」とはフランス語で「新しい料理」という意味です。伝統的なフランス料理「オートキュイジーヌ」は濃いソースで味付けされた料理でした。「オートキュイジーヌ」とは対照的に素材の味を活かすシンプルな料理として新しく作られたのが「ヌーヴェルキュイジーヌ」です。
- ヌーヴェルキュイジーヌ (nouvelle cuisine)
素材本来の味を活かし、彩り豊かに盛り付けられた現代のフランス料理の原点
- オートキュイジーヌ (haute cuisine)
濃厚な味付けで、大皿にふんだんに盛り付けらた伝統的なフランス料理
「ヌーヴェルキュイジーヌ」に深く関わる日本食
現在のフランス料理の原点である「ヌーヴェルキュイジーヌ」は日本食の特徴を取り入れて作り上げられました。
1970年の大阪の日本万国博覧会の際にフランス料理の巨匠であるポール・ボキューズ(ミシュラン3つ星最長在位記録保持者)が日本に訪れました。ポール・ボキューズは懐石料理や京料理の食材のそのものの味を活かす日本料理に感銘を受けたといいます。
器や盛り付けで彩る日本料理の美しさは「ヌーヴェルキュイジーヌ」に影響を与えたといいます。「オートキュイジーヌ」とは対照的に素材本来の味が引き立ち、季節が感じられるソースや調理法を用いられるようになり、お重やお膳の漆器をヒントに丸いお皿に加えて楕円や四角いお皿が増えました。
フランス料理も日本の郷土料理も地産地消を根底につくられているの共通点もありますね。今では日本で特別な日やデートにフレンチを楽しむ方も多いです。そんなお洒落なフレンチが伝統的な日本料理と繋がりがあると親近感がわきますね。
地産地消をテーマとした古民家フレンチレストラン
全国にあるVMGレストラン・ルアンは地元産の旬ものにこだわり、食材本来の美味しさを生かしたフレンチ創作料理をお届けしています。伝統的建造物群保存地区に残る建造物や国指定文化財を活かしてリノベーションした空間でお食事を楽しんでいただけます。
お食事や休憩に、ぜひ最寄りの会場へお立ち寄りくださいませ。
VMG総合窓口
(11:00~20:00)
TEL 0120-210-289