兵庫県神戸市にある須磨離宮公園は、神戸の街と大阪湾を一望する丘陵公園。大噴水がある欧風庭園をはじめ、季節の花々が観賞できる観光名所です。見晴らしが良く一年中お花が絶えないので、ドライブや甘すぎない昼デートにもぴったり。
今回は、須磨離宮公園の中でも特に人気のバラをメインにご案内します。
広大な敷地に花と緑あふれる須磨離宮公園
JR神戸線「須磨駅」から市バスに乗って停留所「離宮公園前」を降りてすぐ、須磨離宮公園に到着。丘の上に広がる約23ヘクタールの広大な敷地内には四季折々の花や木を観賞できる様々な庭園が整備されています。
欧風噴水庭園や温室庭園、日本庭園のほか、もみじ道、新池、武庫離宮の遺構、子供の森(アスレチック)、児童遊園などもあり、大人から子どもまで年中楽しめます。
色鮮やかなバラが咲き乱れる春シーズン
春バラは例年5月が見ごろ。春バラの魅力は大輪で鮮やかな色合いが特徴です。一季咲きや四季咲きも一斉に咲くので、春のバラ園は一年で最も華やか。
園内には木立ち性のブッシュやシュラブローズが咲き誇り、つる性のバラのアーチもゴージャスに彩られます。欧風噴水庭園の約180種4000株のバラも見どころです。一季咲きのバラは、中世ヨーロッパ時代に多く栽培されていたため、オールドローズと呼ばれています。
バラ以外にも、150本の桜や6000本のチューリップも観賞できます。
花一輪の存在感が大きいボタン、重なる花びらが美しいヒラドツツジも見ごろになります。春から初夏は花の種類も豊富で、様々な品種がありますので、園内を散策しながらゆっくり楽しむことができますよ。
秋バラと紅葉が一段と美しい秋の庭園
秋バラの見ごろは例年10月中旬から11月中旬。秋バラの見どころは色や香りが濃く深く一輪一輪が際立つ美しさ。上品でアンティークな雰囲気に惹きつけられます。寒さに向かうので花持ちが良いのも特徴です。
秋バラと同じ時期に見ごろを迎えるサルビア、サザンカ、マリーゴルドなど、秋に咲く花々も一緒に楽しめます。また秋が深まれば、もみじ道などの紅葉も見ごろに。
ジュウガツザクラが満開になるころ、イロハモミジやイチョウ、ラクウショウなど約600本の木々が鮮やかに色づき始めます。紅葉は10月下旬から12月上旬で、特にピークは11月に見ごろになります。
清々しい秋の休日は、ご家族ご友人と一緒に須磨離宮公園にお出かけしませんか。花々や紅葉を愛でながら、ごゆっくりとお過ごしください。
神戸市立須磨離宮公園
開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日 木曜日(祝日の場合は開園)
入園料 15歳以上400円、小・中学生200円
所在地 兵庫県神戸市須磨区東須磨1-1
問合せ TEL 078-732-6688
公式サイト https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/
※諸事情により入園時間など変更の場合もありますので、お出かけ前には公式サイト等でご確認くださいませ。
ルアン神戸迎賓館のアフタヌーンティー
須磨離宮公園に隣接する「神戸迎賓館」は、大正時代に建てられた築100年以上の歴史ある建物。
こちらのレストランルアンでは、ランチ、ディナーのほか、カフェメニューに、地元食材を使ったフレンチ仕込みのスイーツが味わえるアフタヌーンティーをご用意しております。
季節ごとに変わるメニューですので、旬のフルーツや野菜の味わいをご堪能いただけます。須磨にお越しの際はぜひご利用くださいませ。
LE UN(ルアン)神戸迎賓館
アフタヌーンティーセットの詳細はこちらから。
所在地 兵庫県神戸市須磨区離宮西町2-4-1
問合せ TEL 0120-210-289 VMG総合窓口(11:00~20:00)
公式サイト https://www.vizcaya.jp/restaurant/