桃の節句「たけはらの雛めぐり」と春の旬彩日和。広島県竹原の春旅

広島県竹原の春の訪れを感じる行事といえば、桃の節句に開催される「雛めぐり」。今回は瀬戸内の塩のまちへ、「たけはらの雛めぐり」をご紹介します。

江戸情緒あふれる瀬戸内の塩のまち竹原

広島県尾道市から呉市を結ぶ「さざなみ街道」のちょうど中間地点に位置する竹原市。尾道から約50分の瀬戸内ドライブで塩のまち竹原に到着します。

江戸時代に製塩業で栄えた美しい町並みが残る「たけはら町並み保存地区 (重要伝統的建造物群保存地区) 」は観光名所として知られています。「安芸の小京都」と呼ばれ「都市景観100選」にも選ばれています。

「たけはらの雛めぐり」毎年2月～3月

製塩によって栄えた竹原は、経済的にも文化的にも発展し、歴史的価値の高いものが数多く残されています。日本の伝統行事、雛人形もそのひとつ。各家に代々引き継がれ大切に保管されています。

毎年2月から3月に開催される「たけはら町並み雛めぐり」では、竹原の施設を中心に貴重な雛人形が飾られます。町を散策しながらぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。

たけはら町並み雛めぐり

開催日程　2024年2月10日(土)～3月20日(水祝)
開催時間　10：00～16：00 (一部施設〜17：00)
所在地　広島県竹原市本町　町並み保存地区一帯
駐車場　道の駅たけはら 48台(無料)
問合せ　TEL 0846-22-0214　NPO法人ネットワーク竹原
公式サイト　https://www.takeharakankou.jp/event/9528
　　　　　　https://nwtakehara.com/hinameguri/

※雛人形の展示状況についてはサイト内にある各施設へ直接ご確認ください。各イベントは社会情勢のため変更、中止となる場合があります。

珍しいお雛様と出会える期間限定の雛めぐり

江戸時代から平成まで時代を語る貴重なお雛様たち

江戸期に創業し昭和50年頃まで営業していた老舗料亭の建物をそのまま受け継ぐ「NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町」。こちらのダイニングでも雛めぐりの期間中、珍しいお雛様が飾られます。江戸時代から平成までの雛人形や、名高い人形師の作、絵巻物のお雛様など、普段は見ることのできない貴重な雛人形をご覧いただけます。
詳しくはこちら「たけはら町並み雛めぐり資料（PDF）」でもご紹介しております。