春の旬野菜、タケノコのシーズンは3月ごろから5月ごろまで。若竹煮や炊き込みご飯のほか、採れたてのタケノコは新鮮で生でも食べられるので、お刺身や焼きでいただくとより一層、旬の味わいを楽しめます。
今回は豊かな竹林がある広島県竹原市の名産、タケノコをご紹介します。
広島県竹原市の名産、竹とタケノコ
瀬戸内にある広島県竹原市は製塩業で栄えた町。竹原名産といえば塩や日本酒も有名ですが、竹細工などの工芸品づくりも盛んです。地名の由来どおり「竹」が多い町で、市の木でもあります。
海が近く豊かな自然に恵まれた竹林には、ミネラルを含んだ浜風と山の綺麗な水で育つおいしいタケノコがスクスクと育ちます。竹原のタケノコは、みずみずしくて旨みのある深い味わいが特徴です。
竹原産のタケノコの旬は3月から4月
タケノコは早いところでは2月から出回りますが、3月から4月に旬を迎えます。一気に伸びる春の時期はえぐみも少なく、一年でも一番おいしいタケノコがいただけます。採れたては剥いてすぐ生のまま食べられるのだとか。
5月に入ると大振りのタケノコが増えて少しえぐみも出てくるため、地元ではぬかと唐辛子を加えて煮ます。えぐみも取れてほっこりおいしくいただけるそうですよ。5月は破竹も出回ります。
家庭料理で使いやすい季節の食材タケノコ
旬のものは栄養価が高く、とくに春の食べものは、汗のかきにくい冬に溜まった身体の老廃物を出してくれる食材だといわれます。店頭やスーパーなどに皮付きのタケノコが並ぶ時期は、ぜひ手に入れてほしい春の食材です。
タケノコは糠または重曹で下茹でをしてから水に浸しておけば数日保管できます。長期保存をする場合は食べる大きさに切ってから冷凍しておけば数カ月もちます。
タケノコのレシピはたくさん。炊き込みご飯やみそ汁の具にしたり、煮物、焼き物、揚げ物にも使えます。菜の花、わらび、きぬさや、山椒の実のほか、根菜類、キノコ類、海藻類といった他の野菜とも相性がいいですよ。タケノコは家庭料理でも取り入れやすい季節の食材です。
春の味覚!採れたて筍と瀬戸内の旬彩料理
「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」のレストランルアンでは、この時季ならではの筍を使ったメニューが登場します。竹原産の筍と瀬戸内の魚介を使ったお料理は春だけのスペシャリテ。都会では味わうことができない採れたて新鮮な味覚をぜひご賞味ください。
「竹原産タケノコ料理」は春メニューに予定しております。季節食材のため最新情報は会場の公式サイト等でご確認くださいませ。
【広島 竹原】NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町
所在地 広島県竹原市中央3丁目16-33(フロント)
広島県竹原市本町1丁目4-16(レストラン)
問合せ TEL 0120-210-289 VMG総合窓口(11:00~20:00)
公式サイト https://www.nipponia-takehara.com/