VMGでは、歴史的な価値をもつ建造物を活かすことで、建物やまち並みを後世に残す取り組みを重ね、その場でしか得ることのできない特別な“時”との出会いをお届けしています。
北海道南部にある〝函館〟は、江戸時代に横浜、長崎とともに日本で最初に開港し、近代日本の幕開けを告げた町であり、西欧文化に開かれた玄関口として栄えてきました。
欧米文化が色濃く残る日本で最初の貿易港の町
北海道南部に位置する函館は、江戸時代の開港以来、外国船が函館港に盛んに入港し、歴史的遺産や港町特有の文化が育まれました。
明治末期~昭和初期にかけて行政や経済の中心地として発展した函館の町には、諸外国文化の影響を受けた洋風や和洋折衷方式の建物が数多く建てられました。現在もその多くが当時の姿を残しており、1989年に〝重要伝統的建造物群保存地区〟に選定されています。
異国情緒漂う和洋折衷の商家や住宅など港町の面影残る建物
幕末から明治にかけて建てられた各国の領事館や教会、修道院、相次ぐ大火の経験の中で建てられた煉瓦造や土蔵造りなどの防火造建築が町を形成しています。
埠頭倉庫群などの歴史的港湾施設、旧函館区公会堂やハリストス正教会復活聖堂などの洋風建築と共に和洋折衷の商家や住宅が建ち並び、明治から昭和初期に形成された異国情緒豊かなまち並みが当時の賑わいを今に伝えています。
築100年以上のレンガ倉庫が9室のホテルに
港町に溶け込むように佇むVMG HOTELS〝NIPPONIA HOTEL 函館港町〟は、港沿いの煉瓦造の倉庫群にある、築100年以上の煉瓦倉庫をリノベーションしたホテルです。
長年外壁を覆っていたモルタルを丁寧に削り、眠っていた赤レンガの外壁が輝きを取り戻しました。北欧をコンセプトにした客室は、歴史を重ねた柱や梁を活かし、部屋ごとにカラーやインテリアが異なり、一つとして同じお部屋がなく、異文化が交じり合う函館の文化が感じられます。
NIPPONIA HOTEL 函館港町では、三方を海に囲まれ、四季折々に様々な魚種が集まる函館の豊かな海産物や、チーズやバターなどの酪製品、平野に拓かれた農地で育つ野菜類など海の恵み、山の恵み、そして畑の恵みを新鮮なまま北欧の調理法を取り入れたフレンチのスタイルでお届けします。
函館の異国情緒溢れる港町の暮らしに想いを馳せるひとときをお過ごしください。
Information
詳しくはこちらをご覧ください。