VMGでは、歴史的な価値をもつ建造物を活かすことで、建物やまち並みを後世に残す取り組みを重ね、その場でしか得ることのできない特別な“時”との出会いをお届けしています。
兵庫県北部に位置する〝豊岡〟は、室町時代から城下町、商工業の町として発展しました。市内は約8割を森林が占め、海岸部は国立公園に指定される豊かな自然環境に恵まれています。
豊岡駅前の大開通りには大正末期の北但大震災後に建てられた〝豊岡復興建築群〟と呼ばれる洋風建築が立ち並んでいます。
北但大震災から復興したまち
旧豊岡市中心市街地である大開通りや宵田通りには、1925年の北但大震災後に復興した建物が数多く残っています。震災後に起きた火災を教訓に、昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート造りの建物は豊岡復興建築群〟と呼ばれています。
復興の中心施設、旧豊岡町役場だった豊岡市本庁舎も豊岡藩校〝稽古堂〟の名のもとにシンボルとして残され、近代化遺産として建てられた建物の約40件が当時の姿をとどめています。
昭和初期の近代化の面影を今に伝える建物
JR豊岡駅から東へまっすぐに伸びる大開通りには、アーチ型の窓やレリーフを掲げた建物、玄関両サイドに柱をそなえた和洋折衷の建物など特徴的な洋風建築が立ち並んでいます。
国登録有形文化財の旧銀行が6室のホテルに
豊岡に溶け込むように佇むVMG HOTELSの〝オーベルジュ豊岡1925〟は、豊岡復興建築群のひとつとして国登録有形文化財されている〝旧兵庫縣農工銀行豊岡支店〟をリノベーションしたホテルです。客室は、建築当時の趣をそのままに風情ある空間になっています。
オーベルジュ豊岡1925は、宿泊施設を備えたレストラン〝オーベルジュ〟として、食材の宝庫・但馬の旬の食材を使ったフルコースをお届けしています。夕食を堪能した後は、ご宿泊者様専用ラウンジで食後酒やコーヒーを心行くまでお楽しみいただけます。
豊岡の歴史と文化に溶け込み町の暮らしに想いを馳せるひとときをお過ごしください。
Information
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オーベルジュ豊岡1925