VMGでは歴史的・文化的価値の高い建造物を活用することで「観る文化財から利用する文化財」の実現に取り組み、未来に日本の文化を紡ぐことを目指しています。そして建物を残すだけではなく、その土地の歴史や風習、文化を尊重しながら本物の体験をお客様にお届けしています。
大阪の〝大阪城 西の丸庭園 大阪迎賓館〟と、月見の名所と称される兵庫・須磨の〝神戸迎賓館〟では、平安時代から、日本の文化に根付く月見の風習を楽しむイベントを開催しています。唯一無二の空間で、お月見を楽しむひとときをお届けします。
五穀豊穣を願い、感謝を込めて、一年で最も美しい月を眺める
縄文時代には月を愛でる風習があったといわれています。平安時代には、十五夜の月見の風習が伝わり、船の上で歌や管弦を楽しみ、酒を酌み交わし、月を愛でる風流な催しが貴族の間に広まりました。そして江戸時代に入り、収穫祭や初穂祭の意味合いも込められ広く楽しまれるようになりました。
VMGでは、月見の文化と共に、秋の味覚が豊かに実り収穫を迎えるこの時期ならではのお料理や秋酒で、初秋の夜の雅やかなひとときをお届けします。
大阪城を仰ぐ西の丸庭園で、管絃の調べと共に秋の味覚ディナーに舌鼓み
大阪の〝大阪城 西の丸庭園 大阪迎賓館〟では、毎年〝中秋の名月の日限定〟で、管絃の調べを聴きながら秋の味覚のフルコースを味わうイベントを開催しています。
月見をテーマにしたこの日限りの特別メニューで至福のひとときをお楽しみください。
平安貴族が愛した月見の名所・須磨で、月明かりのもと秋の美食を味わう
兵庫の須磨は、源氏物語の主人公“光源氏”のモデルといわれる“在原行平”が月見をした場所として知られ、月見の名所となっています。〝神戸迎賓館〟では、月明かりのもとお食事を楽しむテラス席をご用意しています。
中秋の名月の時期限定で、オマール海老や鰻、鯛や黒毛和牛の極上食材を使用したフルコースを、月見酒の振る舞いとワインペアリングと共にお届けしています。海からの心地よい秋の夜風と共にお過ごしください。
秋限定の日本酒〝ひやおろし〟と秋の味覚のペアリングを堪能する
お月見に欠かせないのが、日本酒。この時期には、各酒蔵から春から夏にかけて貯蔵され、9月の涼やかな気候になった頃におろす〝ひやおろし〟がお目見えします。
奈良の〝NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち〟では、奈良豊澤酒造の〝ひやおろし〟が入荷します。
半年間じっくりと熟成された華やかな吟醸香とお米の旨みを引き出したまろやかな口当たりが特徴の純米吟醸原酒。旨味を増した秋の食材のペアリングをお楽しみください。
秋から冬へ、ゆっくりと季節の移ろいを感じるこの時期。かつて、古の人々が見上げた空に変わらず浮かぶ月を愛でながら秋の味覚と共に季節の移ろいをお楽しみください。
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